† 植物のお守り †
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・BASIL(バジル)
ヴィシュヌ神とクリシュナ神に捧げられたインドの植物。何百年もむかし、イギリスに持ち込まれたときは食用ではなく、ただそれがあるだけで"ココロを安らげる"ために使われていたそうです。バジルという名前は、ひとにらみですべてのものを殺すことができるという恐ろしい怪物「バシリスク」の邪眼に対して効力があるという考えから付けられたそうです。
・The Bay Tree(月桂樹)
古代ギリシャの時代からボディガードとして長い歴史をもつ月桂樹。月桂樹は家を害から守る効能があると考えられていました。アポロンに捧げられ、勝利と名誉のシンボルとされていました。邪霊から家を守るためにお玄関の両側に月桂樹が植えられたり、勝利の花輪が月桂樹の葉で飾られることになったのはそのためだといわれています。
・HAWTHORN(さんざし)
魔女がこの木に変身すると考えられてきたためお守りの素材として用いられてきました。建物とそこに住む人を邪霊から守るために、ドアや窓など家の外に置かれていたそうです。
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・VERVAIN(バーベイン)
魔法のハーブと考えられていたそうです。きわめて神聖なものとされていたバーベイン。しばしば黒魔術に対抗するために用いられ、古代ローマでは邪霊を払いのけるために家の中に置かれていました。ペルシャの人たちは、愛情をひきよせるための幸運のお守りであると信じていたようです。
・ROWAN(ななかまど)
強力な守護の力を持つという伝説があるそうです。女神ブリジットに捧げられる木。邪悪な魔力を打ち破る能力があると信じられています。お守りとして持ち歩くには2本の枝を赤いリボンで結んだ十字架がよいそうです。ポケットの中など、服の中に隠しておくのがいいそうです。
・ST Jhon's Wort(セント・ジョンズ・ワート)
聖ヨハネの草と呼ばれる邪霊の力を撃退するのに最も力をもつハーブのひとつ。家の中に吊り下げておくと、建物とそこに住む者が魔術的に防衛されるといわれています。聖ヨハネの祭日(6月24日)のイヴには、このハーブをもっとも目立つように飾り付けをされるそうです。聖ヨハネが首をはねられたとき、その血がこの植物に降りかかり、葉の表面に赤い斑点を残したという物語があるそうです。
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・Marigold(マリーゴールド)
聖母マリアの神秘的な金の象徴といわれています。家を邪霊から守るために使われるそうです。マリーゴールドの花冠をドアの前に吊るす。また、夢を現実にするといわれており、眠る人を守るにはベッドの下に撒いておくといいそうです。
・Marjoram(マジョラム)
持ち主を邪霊から守るお守りとして持ち歩かれるお花。意気消沈を防ぐためにも使われるそうです。冬には寒さとそのほかの病気を防ぐためにも身につけられるとか。お庭で育っていれば、家の周りに守りの柵を投げかけると考えられています。
・Thyme(タイム)
持ち主を臆病さ、エネルギーの欠如、不健康、精神力のなさから守ってくれるそうです。枕の下に隠しておけば睡眠中に悪夢から守ってくれるともいわれています。
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・White heather(夏咲き白エリカ)
幸運を運ぶお守りとして身につけられるそうです。また飲みすぎを防いでくれる効果があると考えられています。
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